《当社ネットショップのご紹介》

NAGATAYAまごころSHOP
仏壇仏具通販ネットショップ
「NAGATAYAまごころSHOP」

《当社ヤフオクストアのご紹介》

Gel Gems
をお探しなら
やすらぎ
SHOP
アロマキャンドル
をお探しなら
やすらぎ
SHOP
和雑貨
をお探しなら
やすらぎ
SHOP
仏壇仏具数珠
をお探しなら
やすらぎ
SHOP

2008年03月30日

目立たないけど。

本日は、お洗濯仏壇の胴板(横板)と後ろ板の箔押しを致しました。

箔押しと聞くと、あの箔箸(竹製の長い箸)で、ひらひらと揺れる金箔を

一枚一枚慎重に運び、載せて行く情景を思い浮かべますよね。

もちろん、その工程も大変な技量を要し、お仏壇の組み立てで肝心要な技

であるんですが、箔押しの前に、それと同じ位大事な工程が有ります。

それは箔押しの準備とも言える、ニスの拭き取りです。

先ず、箔押しする面の汚れ、油類をきれいに拭き取ります。

次に、金箔を定着させる為のニス(糊の役目。商品名トレンゾー)を綿で

満遍なく塗り込み(する、と言いう)ます。少し時間を置くと粘度が出て来て

余分なニスを専用の綿紙で拭き取るのです。

目立たないけど。

粘度が増してますので、力を込めて。icon10ワックスを拭く様に円を描いたり、縦横を

繰り返し、むらが出ない様に。この拭き取り具合で金箔の艶(輝き具合)が

決まります。その具合の決定は職人の目と感に懸かってます。

むらが残っていると、当然金箔の艶にもむらが出てしまい、商品になりません。

増して本日の様に広い面のニスの拭き取りは、大変な労力を要します。icon10

上司である専務は「いくら金箔を押す技術を持っていても、ニスの拭き取りが

上手く仕上がらないまま金箔を押して、納得のいく艶が出ることは絶対に無い」


と断言します。

地味だけど、仕上がりを左右する大事な工程です。face10










同じカテゴリー(製造部 保田信彦の記事)の記事画像
CBCギャラリー
ウルトラ検定
鈴鹿8時間エンデューロ
夏休みの宿題
木地師さんのお仏壇
来訪者
同じカテゴリー(製造部 保田信彦の記事)の記事
 CBCギャラリー (2008-08-06 22:59)
 ウルトラ検定 (2008-07-28 00:30)
 鈴鹿8時間エンデューロ (2008-07-19 23:39)
 夏休みの宿題 (2008-07-18 00:08)
 木地師さんのお仏壇 (2008-07-16 10:50)
 来訪者 (2008-07-07 22:55)

この記事へのコメント
下地は、営業でも大切です。
一番時間が取られます、作る事と一緒デスね!
Posted by 総本店 伊藤和明 at 2008年03月31日 00:55
匠の技の継承よろしくお願いします。
毎日の積み重ねが経験となり技になるのですね!
Posted by 永田や 副COO at 2008年03月31日 08:15
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
目立たないけど。
    コメント(2)